【日本最大の半導体製造装置メーカー】東京エレクトロン(8035)

 こんばんは!今回の銘柄紹介記事にわくわくしている「ひよっこ」です!


事業内容

 東京エレクトロンの主要事業は、半導体の製造装置の製造です。今や多くの電子機器には、半導体が使われており、世界的に半導体への需要が高まっています。そんな半導体を「つくる」ための装置を製造しています。東京エレクトロンは、半導体製造装置の国内首位、世界で4位の企業です。他にもFPDの製造装置も製造しています。FPDの製造装置でも、世界で6位の企業です。
 こうした事業規模の大きさ、特に半導体製造装置事業は、他社を寄せ付けない圧倒的な参入障壁となっています。

参照:東京エレクトロンHP


基本情報

・株価:54,790円
・利回り:2.43%
・配当性向:50.0%
・増配年数(非減配年数):2年(2年)
・権利落ち日:3、9月末
・株主優待:なし

参照:東京エレクトロンHP


業績

 東京エレクトロンの業績推移は以下の通りです。

 赤字の年もありましたが、売上・利益共に上昇しています。2023年第2四半期時点では、進捗率が66.8%と、このペースであれば業績予想通りの決算となりそうです。
 2022年度は全ての事業で前年度の業績を上回りました。企業による設備投資が順調に増えたこと、シェアの拡大が要因のようです。
 POEは27%を超えており、一般的にはかなりの高水準です。同業種のアドバンテストも同水準となっています。

参照:東京エレクトロンHP
   IR BANK


配当関連

 配当金額と配当性向の推移です。

 減配を何度も繰り返してはいますが、長い目で見ると急成長しています。過去10年間で16倍にまで膨れあがっています。配当方針は「業績連動型配当の継続実施であり、親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向50%を目処とするとともに、安定的に株主各位に還元するため、1株当たりの年間配当金は150円を下回らないものとする」としています。2023年の配当金は、配当方針を上回る57%となっています。下限としている150円は、2016年の配当方針の変更時点での基準ですので、今の金額とはかけ離れてしまっています。ですので、下限は設けられているものの、金額は気持ち程度といったところでしょうか。
 以上のように、配当施策にはあまり積極的ではありません。しかし、安定配当を目指して下限を設けるなど、その行動力は好印象です。

参照:東京エレクトロンHP
   IR BANK


目標株価

 東京エレクトロンは、世界規模で不足していた半導体関連事業を主に扱っています。現在は供給が追いつきつつあり、これまでのような成長は見られないかも知れません。
 直近の四半期決算で、業績予想を下方修正しています。これは、半導体の需要が従来の予測と比べて落ち込むと予想されたためです。今後の成長率にも影響しそうな要因ですので、東京エレクトロンにとって逆風であることには間違いなさそうです。
 以上のことから、東京エレクトロンのCランクとします。
 過去10年間の増益率は52%、過去5年間の増益率は15%です。よって、想定PERはランク込みで32倍です。現在のPERは15倍ですので、2倍の乖離です。
 これにより、目標株価は77,760円とします。値上がりは期待できそうですが、際どいところです。

参照:東京エレクトロンHP
   IR BANK


総評

 以上のことから、パッシブキャピタルゲイン銘柄から外します。パッシブキャピタルゲイン銘柄は、3倍以上の株価を期待しているので、現状達していません。好きな銘柄ですが、今後、投資基準を満たしたら、また参入したいと思います。
 本記事は以上となります。最後まで読んでくださりありがとうございました!また次回の記事も宜しくお願いします!!!

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