【1月期の隠れ累進配当銘柄】積水ハウス(1928)

 こんにちは!私のお気に入りの銘柄の一つである積水ハウスを分析することにわくわくしている「ひよっこ」です!将来家を建てるときは、是非お願いしたいです笑
 今回は、戸建ての積水ハウスの銘柄分析記事です。積水ハウスは、高配当銘柄の少ない1月期の貴重な高配当銘柄です。また、パンフレットや広告で見かける家は、どれもデザインが素敵で、将来お世話になりたい企業の一つです。


基本情報

・株価:2,763円
・利回り:4.27%
・配当性向:39.9%
・増配年数(非減配年数):10年以上(10年以上)
・権利落ち日:1月末、7月末
株主優待:1000株以上で魚沼産コシヒカリ5kg(新米)

参照:積水ハウスHP
   IR BANK


事業内容

 積水ハウスの事業内容は、大きく分けて4つに分けることができます。
 一つ目は、請負型ビジネスです。請負型ビジネスには、戸建住宅事業、賃貸住宅事業、建築・土木事業が含まれています。これらの事業は、顧客からの要望通りに建築を行います。請負型ビジネスは、積水ハウス全体の売上の4割ほどを占めています。
 二つ目は、開発型ビジネスです。開発型ビジネスには、分譲住宅事業、マンション事業、都市再開発事業が含まれています。
 三つ目は、ストック型ビジネスです。ストック型ビジネスには、リフォーム事業、不動産フィー事業があります。不動産フィー事業とは、「完全子会社である積水ハウス不動産各社が賃貸住宅『シャーメゾン』のオーナー様向けに運営・管理をサポートするビジネス」だそうです。新しく何かを生み出すのではなく、今ある資源を使ったり、その資源の価値を高めたりする事業がストック型ビジネスです。
 四つ目は、国際ビジネスです。国際ビジネスでは、国内での知見を生かして海外の住環境の課題解決を目指しています。

参照:積水ハウスHP


業績

 積水ハウスの業績の推移は以下の通りです。

 売上・利益は共に、右肩上がりです。国内の住宅需要は、空き家問題が示すように、飽和しつつあると言えそうです。ただ、地方創生政策による、地方移住者の増加に伴い、新規住宅需要や、リフォームなどのリノベーション需要が一定数生まれているのも事実です。また、国際的な住宅需要は増加しています。こうした時代の変化に積水ハウスは、対応出来ているので、しばらくは安定と言えそうです。
 第1四半期決算時点では、業績予想の21%ほどの進捗率です。このままのペースだと、業績予想を達成することができません。アメリカの住宅ローンの高金利による戸建住宅の受注低迷と資材費高騰が影響しているようです。
 ROE・ROAは、上昇傾向です。決して高い水準とは言えませんが、積水ハウスとしては高めの水準です。

参照:積水ハウスHP
   IR BANK


配当関連

 積水ハウスの配当金額と配当性向の推移です。

 10年以上連続で増配しています。ただ、2010年は赤字となっており、2011年は減配となっています。積水ハウスの配当方針は、「中期的な平均配当性向40%以上とする」となっています。配当性向が40%に到達しそうになっているので、今後は、利益が増加しないと、配当性向的には、増配の余裕がなくなります。

参照:積水ハウスHP
   IR BANK


目標株価

 積水ハウスは、建設業界に属します。国内での需要は減少傾向ではあるものの、海外での需要はまだまだ上昇傾向です。また、国内のリノベーション需要は、地方創生政策によって押し上げられています。積水ハウスの海外展開が進み、海外比率が高まれば、安定した成長が見込めそうです。
 積水ハウスは、住宅などの建設を行っているものの、建設による住宅の提供を目的にしているわけではありません。安心・安全な住環境全体の提供を目指しています。そのため、積水ハウスの顧客が他社に流れにくい仕組みができています。持ち前の十分なブランド力で、新規顧客を取ることができれば、他社が割り込む隙がありません。
 以上のことから、積水ハウスはBランクとします。
 過去10年間の増益率は9.2%、過去5年間の増益率は8.5%です。よって、想定PERは、ランク込みで24倍です。現在のPERは9.73倍ですので、2.51倍の乖離です。
 これにより、目標株価は6,869円とします。

参照:積水ハウスHP
   IR BANK


総評

 以上のことから、インカムゲイン銘柄として積立を継続します。今後の成長も伺える、良銘柄でした。
 本記事は以上となります。最後まで読んでくださりありがとうございました!また次回の記事も宜しくお願いします!!!

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