【累進配当の王道】三菱UFJ(8306)

 こんにちは!コブクロのNewアルバムが届いてテンションが高い「ひよっこ」です!
 今回は、三菱UFJの銘柄分析記事です。累進配当銘柄といえばこの名前が挙がる、そんなインカムゲイン投資家にとって心強い銘柄です。

基本情報

・株価:932.7円
・配当:32円
・利回り:3.43%
・配当性向:40.4%
・増配年数(非減配年数):2年(10年以上)
・権利落ち日:3月末、9月末
・株主優待:なし

参照:三菱UFJ HP
   IR BANK


事業内容

 三菱UFJの事業は、大きく分けて4つの事業を運営しています。
 一つ目は、銀行事業です。三菱UFJ銀行を主軸として、国内だけでなく東南アジアへも展開しています。三菱UFJの収益の3割がこの銀行事業です。
 二つ目は、信託事業です。三菱UFJ信託銀行を主軸として、国内や海外に展開しています。
 三つ目は、証券事業です。証券事業は、モルガン・スタンレーに出資し、グローバル展開しています。
 四つ目は、クレジットカード・コンシューマーファイナンス事業です。クレジットカードのニコスやカードローンのアコムを子会社として保有しています。

参照:三菱UFJ HP


業績

 三菱UFJの業績の推移は以下の通りです。

 収益は横ばいです。利益は昨年度、最高益を達成しています。銀行業のみに頼らない収益源の確保していることや、海外の収益比率が高いことが三菱UFJの強みです。特に、これからの経済発展が見込まれる東南アジアに進出していることで、今後の収益向上が見込めます。
 ROA・ROEは低めの水準です。ただ、三井住友FGりそなみずほFGと比較すると、最も高いです。

参照:三菱UFJ HP
   IR BANK


配当関連

 配当金額と配当性向の推移です。

 10年以上累進配当を継続しています。今年も4円の増配を発表しました!配当性向も40%程度で、まだまだ余力があります。
 三菱UFJの配当方針は「利益成長を通じた1株当たり配当金の安定的・持続的な増加を基本方針とし、2023年度までに配当性向40%への累進的な引き上げをめざす」としています。このように累進配当を明記している銘柄は少ないので貴重です。ただ一つ気がかりなのは、「配当性向40%への累進的な引き上げ」です。もう既に配当性向が40%に到達しており、配当方針に追いついてしまっているのです。今年度の配当金が増配したのは、利益が拡大したからであると考えられるので、増配には更なる利益の拡大が必須です。中期目標で利益1兆円を掲げており、達成しました。更なる利益拡大で増配に繋げてほしいものです。

参照:三菱UFJ HP
   IR BANK


目標株価

 三菱UFJは、銀行業界に属しています。企業が存在し続ける限り、資金提供の需要は尽きないので、今後も安定した需要が有り続けます。国内はスタートアップがなかなか生まれないので、需要の拡大は見込めません。一方で、三菱UFJが進出している東南アジアは、今後大きく成長すると考えられています。そのため、需要の拡大が見込めます。
 三菱UFJは、事業内容は競合他社との差別化を図り切れていませんが、海外比率が高いです。また、ブランド力は絶大です。海外展開を促進し、海外でもブランド力を高めることができれば、今後の成長が見込めます。
 以上のことから、三菱UFJはBランクとします。
 過去10年間の増益率は1.4%、過去5年間の増益率は4.1%です。よって、想定PERは、ランク込みで13倍です。現在のPERは28.87倍ですので、0.46倍の乖離です。
 これにより、目標株価は434円とします。

参照:三菱UFJ HP
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総評

 以上のことからインカムゲイン銘柄として積立を継続します。海外展開を進めていけば、更なる業績拡大が見込めるので、増配にも期待できそうです。
 本記事は以上となります。最後まで読んでくださりありがとうございました!また次回の記事も宜しくお願いします!!!

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