こんにちは!平日の休みを堪能している「ひよっこ」です!お陰様で、ゴミを出しそびれました笑
今回は、大和ハウス工業の銘柄分析記事です。大和ハウス工業は、一度減配予想を発表しましたが、一転増配となりました。現在も一度折れかけた連続増配記録を伸ばしてくれています。
基本情報
・株価:3,982円
・配当:135円
・利回り:3.39%
・配当性向:35.5%
・増配年数(非減配年数):10年以上(10年以上)
・権利落ち日:3月末、9月末
・株主優待:共通ご利用券(100株~)
参照:大和ハウス工業HP
IR BANK
事業内容
大和ハウス工業の事業は、大きく6つに分けることができます。
一つ目は、戸建住宅事業です。戸建住宅事業では、住宅販売に限らず、リフォームやインテリアのデザイン提案も行っています。また、海外への進出も果たしており、海外の割合は4割となっています。
二つ目は、賃貸住宅事業です。賃貸住宅事業では、女性・共働き世帯・都市で暮らす小世帯といった、時代のニーズを汲み取った独自のアイデアを取り入れています。
三つ目は、マンション事業です。マンション事業では、マンション単体ではなく、商業施設や医療施設を取り込んだ大規模複合開発を行っています。
四つ目は、商業施設事業です。商業施設事業では、建設・管理・運営を一貫して行っています。
五つ目は、事業施設事業です。事業施設事業では、豊富な土地情報を活用して、法人向けに土地の活用方法について売り込んでいます。
六つ目は、環境エネルギー事業です。環境エネルギー事業では、太陽光発電や風力発電施設を設計、建設を行っています。
その他、健康・金融事業も運営しています。
参照:大和ハウス工業HP
業績
大和ハウス工業の業績の推移は以下の通りです。
売上は右肩上がりです。利益は横ばいになっています。海外への進出を強化して、売上を伸ばそうとしています。
2024年3月期 第1四半期決算時点では、進捗率は24%と、業績予想より4%ほど下回っています。
参照:大和ハウス工業HP
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配当関連
配当金額と配当性向の推移です。
10年以上増配を続けています。配当性向も近年は30%台で落ち着いており、まだまだ余力がありそうです。また、徐々に配当性向は下がってきています。配当金額については、2021年は減配予想が出ていましたが、結果は1円の増配となりました。
大和ハウス工業の株主還元方針は、「1株当たり利益(EPS)を増大させることをもって株主価値向上を図る」です。また、配当性向については、「親会社株主に帰属する連結当期純利益の35%以上、かつ一株当たり配当金額の下限は130円として業績に連動した利益還元を行い、かつ安定的な配当の維持に努めます」としています。取りあえず、来年度までは、累進配当となっています。
現在は増配しているものの、2020年の減配予想や配当方針から、配当は業績に左右されるということを念頭に置いておく必要があります。
参照:大和ハウス工業HP
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目標株価
大和ハウス工業は、建設業界に属しています。建設業界は、緩やかに上昇しています。また、住宅や商業施設は、一定の需要があり続けます。急激に拡大するということはないものの、一定の需要があることは、建設業界が底堅いことを示しています。
大和ハウス工業は、需要の先細りが予想される国内だけでなく、海外への進出を進めています。海外の需要が落ち着くまでは、売上を伸ばすことができそうです。
以上のことから、大和ハウス工業はBランクとします。
過去10年間の増益率は9.3%、過去5年間の増益率は1%です。よって、想定PERはランク込みで、16.25倍です。現在のPERは7.89倍なので、2.06倍の乖離です。
これにより、目標株価は8,205円とします。
参照:大和ハウス工業HP
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総評
以上のことから、インカムゲイン銘柄として積立を継続します。
本記事は以上となります。最後まで読んでくださりありがとうございました!また次回の記事も宜しくお願いします!!!
※投資は自己責任でお願いします!
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