こんにちは!ブログのPV数が順調で嬉しい「ひよっこ」です!先週書いた三井住友FGの記事が好調なお陰です!
今回は、上場時からずっと高配当のソフトバンクの銘柄分析記事です。通信業界は全ての事業に欠かせない業界となっているため、業績が非常に安定しているイメージです。一方で、株価が完全にボックス型となり、保有し続けることでの値上がりを狙うことが難しい銘柄です。
基本情報
・株価:1,457円
・利回り:5.90%
・配当性向:82.5%
・増配年数(非減配年数):2年(2年)
・権利落ち日:3月末、9月末
・株主優待:なし
参照:ソフトバンクHP
IR BANK
事業内容
モバイル通信に注目されがちなソフトバンクですが、現在は様々な事業に進出しています。例えば、キャッシュレス決済のPayPay、オンラインショッピングやプラットフォームのYahoo!、主要SNSのLINEなど、非通信事業がソフトバンクの売上に大きく貢献しています。特に、PayPayは、スーパーアプリ化を目指しており、今後も拡大していくと思われます。
まとめると、ソフトバンクは通信事業を土台として、情報テクノロジーの領域の様々な事業を展開している企業です。
参照:ソフトバンクHP
配当関連
配当金額と配当性向の推移です。

2022年は予想ですが、累進配当を継続中です。ソフトバンクの配当方針は、「2021年3月期から2023年3月期においては、親会社の所有者に帰属する純利益に対する総還元性向85%程度を目安に、安定的かつ継続的に1株当たりの配当を実施する」となっています。今までは、配当性向85%程度を目安に配当金額を決めると言うことでしたので、少し表記の変更があったようです。そのため、配当金を減配して、自己株式の取得をするという可能性を秘めています。ただ、私の考えでは減配の可能性は限りなく低いと考えています。そのわけは財務状況に記します。
参照:ソフトバンクHP
IR BANK
財務状況
ソフトバンクの財務状況は以下の通りです。


ROEが高いです。通信業は平均で10%ほどですので、かなりの高水準と言えそうです。よく比較されるNTTは10%ほど、KDDIは15%ほどなので、ソフトバンクの強みと言えそうです。
2019年以前の売上や利益はZHLDを含めていません。ZHLDを含めても6%ほど増益となっています。売上や利益は毎年伸びています。配当金を今年度の金額(86円)で据え置き、利益の伸び率が今年度と同じ6%と仮定した場合、配当性向は80%程度となり、総還元率85%に対して、5%ほど余裕があります。この5%は金額で表すと、約446億円になります。これは、直近の自己株式の取得額(58億円)と比べて約7倍強の金額です。このことから、最低でも配当金を据え置き、と予想しています。これこそ、ソフトバンクの配当金が減配しないと考える理由です。(無事に配当金額は据え置きとなっています!)
利益を出し続けていくことで株価も切り上がっていくので、今後は株価にも期待できそうです。
参照:ソフトバンクHP
IR BANK
(ライバル企業)
総評
以上のことから、安定した配当金が見込まれるので、これからも継続して積み立てて行きます。配当性向が高く、今後の配当金に不安を覚えていましたが、売上や利益を分析したことで、安心することができました。今後も不安に思ったことは、きちんと確かめていこうと思います。
本記事は以上となります。最後まで読んでくださりありがとうございました!また次回の記事も宜しくお願いします!!!
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