【駐車場だけではとどまらない】日本駐車場開発(2353)

 こんにちは!蝉の声が聞こえ始めた「ひよっこ」です!今年は長雨のせいか、遅かったですね。
 今回は、様々な不動産事業を行っている、日本駐車場開発についての銘柄分析記事です。名前的に駐車場だけと思っていましたが、結構幅広く展開しています。


基本情報

・株価:226円
・配当:5.5円
・利回り:2.43%
・配当性向:36.6%
・増配年数(非減配年数):10年以上(10年以上)
・権利落ち日:7月末
株主優待:500株以上で優待券(スキー場、宿泊施設など)

参照:日本駐車場開発HP
   IR BANK


事業内容

 日本駐車場開発の事業は大きく5つに分けることができます。
 一つ目は、駐車場・不動産事業です。駐車場・不動産事業では、駐車場サブリース事業を展開しています。日本全国の駐車場保有者と契約し、管理代行を行っています。ビルの駐車場と借りたい人をマッチングし、活用されていない不動産を有効活用する事業体系となっています。
 二つ目は、スポーツ・観光事業です。スポーツ・観光事業では、スキー場の経営を行っています。冬以外でのスキー場の活用を進め、業績を上げています。また、那須地域のテーマパークなども複数所有し、地域の観光資源を盛り上げようとしています。
 三つ目は、教育・環境事業です。教育・環境事業では、帰国子女のオンライン家庭教師やカーシェアリングを行っています。
 四つ目は、グローバル事業です。グローバル事業では、タイや韓国を始めとするアジアへの海外進出を果たしています。
 五つ目は、新規事業です。新規事業として、住宅宿泊事業や健康事業などが始動しました。
 一見すると、バラバラな事業内容ですが、全て「不稼働資産を有効活用し、世の中に貢献する」という理念と結びついています。

参照:日本駐車場開発HP


業績

 日本駐車場開発の業績の推移は以下の通りです。

 売上・利益は共に右肩上がりです。2023年7月期 本決算では、業績予想に対して進捗率が116%と、大きく上振れました!コロナが5類となったことで観光客が戻り、リバウンド需要が増えたようです。日本駐車場開発の4大事業では、全ての事業において過去最高の業績となりました!
 ROAやROEを見ると、かなり効率的に利益を出していることが分かります。また、その効率化が年々進んでいます。

参照:日本駐車場開発HP
   IR BANK


配当関連

 配当金額と配当性向の推移です。

 10年以上連続で増配しています。配当性向はここ数年は安定してきましたが、80%以上の年が何度かあります。株主還元について、「毎期、増収・増益・増配を実施していく方針」としているので、累進配当を掲げています。今後の配当にも期待できそうです。

参照:日本駐車場開発HP
   IR BANK


目標株価

 日本駐車場開発は、不動産業界に属します。不動産業界は緩やかに市場が拡大していくようです。ホテル・旅館業界も、コロナ明けのリバウンド需要によって、急激に回復していく予定です。一方で、教育サービス業界は下げていくようです。
 日本駐車場開発は、幅広く事業を展開しています。また、新規事業の開拓にも積極的です。ただ、どこかで圧倒的なシェアを握ったり、特別個性的なサービスを行っているわけではありません。
 以上のことから、日本駐車場開発はBランクとします。
 過去10年間の増益率は11.7%、過去5年間の増益率は11.2%です。よって、想定PERはランク込みで、31.10倍です。現在のPERは16.29倍なので、1.90倍の乖離です。
 これにより、目標株価は408円とします。

参照:日本駐車場開発HP
   IR BANK


総評

 以上のことからインカムゲイン銘柄として積立を継続します。累進配当が魅力的です。
 本記事は以上となります。最後まで読んでくださりありがとうございました!また次回の記事も宜しくお願いします!!!

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