【堅実な業績に支えられた累進配当銘柄】ヒューリック(3003)

 こんばんは!残り僅かな今年の最後の力を振り絞って、ブログを頑張ろうと思っている「ひよっこ」です!個別銘柄記事をバンバン書いていこうと思います。
 今回は、ヒューリックです。貴重な6、12月銘柄です。これまでは順調に業績を伸ばし、10年以上連続で増配しています。


基本情報

・株価:1,339円
・利回り:3.58%
・配当性向:40.5%
・増配年数(非減配年数):10年以上(10年以上)
・権利落ち日:6月末、12月末
株主優待:300株以上でカタログギフト

参照:ヒューリックHP
   IR BANK


事業内容

 ヒューリックの事業内容は大きく分けて3つになります。
 一つ目は、不動産事業です。不動産事業では、東京23区を中心に、数多くの物件の賃貸、販売を行っています。また、物件のリノベーション等を行い、新しい価値を付与し、利益の拡大を狙っています。そして、「3K(高齢者・健康、観光、環境)ビジネス」を新しいビジネス領域として開拓・強化しているようです。
 二つ目は、保険事業です。国内・外資系企業と代理店契約を結び、様々な保険商品を展開しています。法人向けの商品を強化していくようです。
 三つ目は、ホテル・旅館事業です。コロナが落ち着きつつあり、需要が戻ってきているようです。また、ホテル・旅館事業は、ヒューリックが開拓・強化を目指す3Kビジネスの一環です。

参照:ヒューリックHP


財務状況

 ヒューリックの財務状況は以下の通りです。

 売上・利益共に上昇しています。2023年12月の業績予想では、最高益が想定されています。また、2023年12月期 第3四半期決算にて、上方修正がありました。こうした順調な業績の推移から、パッシブキャピタルゲイン銘柄の候補としても名前が挙がっている銘柄です。
 ROE・ROAは緩やかに上昇しています。

参照:ヒューリックHP
   IR BANK


配当関連

 配当金額と配当性向の推移です。

 10年以上連続増配を達成しています。ヒューリックの配当方針は「株主への利益還元を狙いとして、安定した配当を継続すること」と、配当を中心とした株主還元を行っていくことを書いています。また、中期経営目標(2023-2025)では、「本計画中においては連結配当性向40%以上とする」としています。現在の配当性向が40%ほどですので、増益すれば増配してくれる状況です。さらに、「2008年の上場来続く、毎期の増配を今後も継続的に志向」とし、累進配当を超える、毎年増配への思いを明文化してくれています。一方で、「業績動向を踏まえた配当とすることも同様に重要」としていることから、安定した配当を目指すものの、業績が伴わない還元は行わない、ということですので、あくまで、株主還元は業績に基づくものであるということが示されています。

参照:ヒューリックHP
   IR BANK


目標株価

 ヒューリックは、不動産業界に属しています。今後5年間で市場規模が拡大していくと予想されています。プラス要因として都市化が進むことが予想されている一方で、マイナス要因としてテレワーク需要の増加が挙げられています。
 ヒューリックの事業内容は、将来的な不動産事業の縮小を捉え、リノベーションなどによる付加価値や3K施策を実施しています。新しい需要を積極的に取りに行こうという姿勢は評価できます。
 以上のことから、ヒューリックはBランクとします。
 過去10年間の増益率は18.9%、過去5年間の増益率は12.7%です。よって、想定PERは、ランク込みで、35.56倍です。現在のPERは11.81倍ですので、3.01倍の乖離です。
 これにより、目標株価は4,032円とします。

参照:ヒューリックHP
   XENO BRAIN


総評

 以上のことから積立を継続します。連続増配は、好調な業績が支えていたのですね。
 本記事は以上となります。最後まで読んでくださりありがとうございました!また次回の記事も宜しくお願いします!!!

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