【堅調な業績】安藤・間(1719)

 こんにちは!定期的な運動を始めた「ひよっこ」です!どこまで続くか見物ですね笑
 安藤・間は、土木のイメージはあるものの、詳細な事業については分かりません。今回の記事を書くに当たって、詳しく調べてみたいと思います!


基本情報

・株価:969円
・利回り:6.19%
・配当性向:69.0%
・増配年数(非減配年数):1年(10年以上)
・権利落ち日:3月末、9月末
・株主優待:なし

参照:安藤・間HP
   IR BANK


事業内容

 安藤・間は、大型土木に定評のある準大手ゼネコンです。安藤・間の事業は、大きく分けて2つあります。
 一つ目は、土木事業です。土木事業では、道路、鉄道などの交通網や、上下水道、電気などのライフラインといった社会資本の整備を担っています。具体的には、ダム、山岳トンネル、シールドトンネル、橋梁・構造物、地盤・基礎、岩盤・地下水・エネルギー関連が含まれています。
 二つ目は、建築事業です。建築事業では、計画段階から設計、施工、メンテナンス、リニューアルまで、建物のライフサイクル全てを担っています。住宅から、商業施設、生産施設、医療機関、歴史的建造物など、幅広く取り扱っているようです。
 このほか、建築時に発生する廃棄物の処分や、年間エネルギー消費量をZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の建築、建築事業のDX化などに取り組んでいます。

参照:安藤・間HP


業績

 安藤・間の業績の推移は以下の通りです。

 売上・利益共に横ばいです。建設業界は、常に一定の需要があるので、ほぼ横ばいの市場規模です。
 ROEとROAは、低迷しています。建設業界では、平均ROEが約11倍ですので、安藤・間の12倍は、平均ぐらいということになります。大和ハウス工業(11倍)と比べてもほぼ同水準です。

参照:安藤・間HP
   IR BANK


配当関連

 安藤・間の配当金額と配当性向の推移です。

 10年以上非減配です。安藤・間の株主還元方針(総還元性向)は、「総還元性70%以上」です。2024年の予想は80%程で、上記の株主還元方針を超えています。来期以降がどうなるか、注視していく必要がありそうです。

参照:安藤・間HP
   IR BANK


目標株価

 安藤・間は、需要が底堅い建設業界に属しています。業界の市場規模の拡大はあまり見込めません。
 安藤・間の事業内容は、他社と比較して特別優位となりそうなものではなさそうです。
 以上のことから、安藤・間はCランクとします。
 過去10年間の増益率は-1.9%、過去5年間の増益率は9%です。よって、想定PERは、ランク込みで7.74倍です。現在のPERは10.21倍ですので、0.75倍の乖離です。
 これにより、目標株価は735円とします。

参照:安藤・間HP
   IR BANK


総評

 以上のことから、インカムゲイン銘柄として積立を継続します。一気に高利回り銘柄として名乗り出ましたが、いつまでこの配当を維持できるか不安が残ります。
 本記事は以上となります。最後まで読んでくださりありがとうございました!また次回の記事も宜しくお願いします!!!

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コメント

  1. KID より:

    累進配当や利回りの高さで安藤に目を付けていましたが、利益率や他の指標も注意が必要と教えて頂き、ありがとうございました。

    • hiyokko@kablog より:

       KIDさん、コメントありがとうございます!
       配当を出すためには、前提として利益を上げる必要があります。ですので、今後の業績について、予想することが大切だと考えております。予想する際は、自分なりの考えで構いませんが、時々、実態と照らし合わせて、予想や基準を下回ったときは即売却など、思い切りの良い対応が必須です。
       一緒に利益を出せるよう頑張りましょう!これからも宜しくお願いします

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