こんばんは!スマホの指紋認証システムに断られ続けている「ひよっこ」です!機種変更してから調子が良かったのですが、今日はダメです。
さて、今回は日本銘柄としては数少ない、累進配当を表明している三井住友FGについて書いていきます。利回りも5%ほどなので、長期的にも短期的にもインカムゲインを狙える銘柄です。
基本情報
・株価:5,524円
・利回り:4.16%
・配当性向:39.6%
・増配年数(非減配年数):2年(10年以上)
・権利落ち日:3月末、9月末
・株主優待:なし
参照:三井住友FG HP
IR BANK
事業内容
三井住友FGは複合金融グループです。三井住友FGの子会社の事業内容は大きく5つに分けることができます。
一つ目は、銀行事業です。銀行事業には、三井住友銀行、SMBC信託銀行、BTPNが子会社として属しています。現在は、海外ビジネスを加速しているようです。
二つ目は、証券事業です。SMBC日興證券が属しています。
三つ目は、カード事業です。三井住友カードが属しています。三井住友カードと言えば、ゴールドカードの100万円修行が話題になっていました。100万円修行とは、年間100万円の利用で、年会費が永年無料になるキャンペーンです。これのお陰でカード事業はかなり伸びていると予想しています。
四つ目は、リース事業です。三井住友ファイナンス・SMBC Aviation Capitalが属しています。
五つ目は、コンシューマーファイナンス事業です。SMBCコンシューマーファイナンスが属しています。
参照:三井住友FG HP
財務状況
三井住友FGの財務状況は以下の通りです。


売上・利益共に横ばいです。2023年第3四半期決算時点では、進捗率が99%と、ほぼ達成している状況です。本決算では、業績予想を大きく上回ることが予想されます。
ROE・ROAはかなり低めな水準です。銀行業界は、かなり低めの水準ですので、同業他社と比べて大きく低い訳ではありませんが、少しずつでも改善していく必要はありそうです。
参照:三井住友FG HP
IR BANK
配当関連
配当金額と配当性向の推移です。

2年連続増配です。三井住友FGの配当方針は、「配当は累進的とし、配当性向は2022年度までに40%」を目指すとしています。累進配当を明文化している貴重な銘柄です。
配当性向は右肩上がりとなっていますが、まだ40%台と余裕があります。
参照:三井住友FG HP
IR BANK
目標株価
三井住友FGは、需要が底堅い金融業界に属しています。業界の市場規模の拡大はあまり見込めません。
三井住友FGの事業内容は、基本的には他社と大きな差はありませんが、ブランド力はトップクラスです。金融業では、信用が大きな力になります。また、唯一、他社と差別化できているのは、三井住友カードの100万円修行でしょうか。
以上のことから、三井住友FGはBランクとします。
過去10年間の増益率は-0.5%、過去5年間の増益率は1%です。よって、想定PERは、ランク込みで、11倍です。現在のPERは、9.09倍ですので、1.21倍の乖離です。
これにより、目標株価は6,805円とします。
総評
以上のことから、安定した配当が見込まれるので、今後も継続して積み立てて行きます。やはり累進配当政策は安心感があります。
本記事は以上となります。最後まで読んでくださりありがとうございました!また次回の記事も宜しくお願いします!!!
※投資は自己責任でお願いします!
↓下のボタンをぽちっ!としていただけると大変喜びます!
コメント