【累進配当の鬼】キリン(2503)

 こんにちは!久々に新しい個別銘柄記事を書いている「ひよっこ」です!余裕のあるときに少しずつ、個別銘柄記事を書いていこうと思っています。


事業内容

 ビール事業から始まったキリンは、飲料全般に事業を拡大していきました。そして、ビール製造で培った発酵技術を生かして、医療やヘルスサイエンスの分野に事業を広げていきました。
 キリンの扱うビールを始めとする酒類は、健康面においてマイナスな側面を持っています。また、未成年の飲酒やコール飲みといった問題も抱えています。キリンは、こうした酒類メーカーの宿命とも言える問題から目を背けることなく、解決の糸口を探っています。「世界のCSV先進企業」を目指して、キリンだからこそできる事業を見出しています。

参照:キリンHP


基本情報

・株価:1,847円
・利回り:3.51%
・配当性向:52.6%
・増配年数(非減配年数):0年(10年以上)
・権利落ち日:6月末、12月末
・株主優待:100株以上でキリンの商品等

参照:キリンHP



配当関連

 配当金額と配当性向の推移です。

 現在10年以上累進配当を継続しています。ただ、利益以上の配当金を出したり、赤字になっていたりするので、配当性向は安定していません。キリンの配当方針は、「さらなる株主還元強化を図るべく2019年度より連結配当性向を30%以上から40%以上に引き上げる」です。2019年までは、30%以上だったので、株主還元に力を入れていることが分かります。ただ、現在の配当性向は、40%を上回っているので、今後増配をするには、利益の拡大が必須です。

参照:キリンHP
   IR BANK


財務状況

 キリンの財務状況は以下の通りです。

 売上はやや下がってきています。特にコロナ後は一段と下がってきています。コロナが落ち着くと、コロナ前の飲食店からの注文も戻ると思われるので、コロナ前の水準には戻ることができると考えています。利益は赤字だった年もあるので不安定ではありますが、10年前よりは効率よく利益が出ているように見えます。
 ROEとROAはサントリー、伊藤園とほぼ同等、コカ・コーラジャパンよりも高い水準です。飲料業界は利益効率が悪いようですので、数字が低いのは仕方の無い部分がありそうです。

参照:IR BANK


総評

 累進配当をなんとしてでも守っていこうという精神を感じました。今後もキリンの積立を継続します。お酒はあまり飲まない人ですが、サッカー日本代表のスポンサー企業ですので、そういった面でも応援しています!
 本記事は以上となります。最後まで読んでくださりありがとうございました!また次回の記事も宜しくお願いします!!!

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