教養としての投資を読んで

 こんばんは!教養としての投資を読破した「ひよっこ」です!投資への考えが大きく変わりますね!


投資とは

 「教養としての投資」は投資と投機について、売買の頻度で分けています。投資は、お金を出資することで、企業の様々な活動を支援し、利益の最大化を目指します。故に投資家と企業は一蓮托生であり、株式を売却するということは基本的にはありません。一方で、投機は機会を見計らって、資金を投じ、株式の売買によって利益を得ます。ですから、株式の売買なしに利益を生み出すことはありません。
 では、投資において株式の売却は行わないのかというと、そうではないようです。


投資における株式売買のタイミングとは

 先にも書いたように、投資家と企業は一蓮托生です。その証が株式の購入であり、株式を保有し続けることになります。投資家は、己の利益を求めて、企業の株式を購入するので、企業の成功を願っています。常に株価が上昇するのであれば、売却する必要がないのです。そんな中、売却することを選ぶということは、その期待が裏切られた時に起こります。株価とは、会社の価値を表したものですので、株価が下がるということは会社の価値が低くなる、つまり上手く利益が出せなかったということになります。このことを踏まえて、株式の売却のタイミングを考えると、以下のようになります。

投資家の想定よりも利益を出せなかったとき
今後、利益の拡大が見込めないと判断したとき

 「投資家の想定よりも利益を出せなかったとき」には例外があります。それは、一時的な利益の減少です。自然災害や事故、設備投資等で、一時的には利益が目減りするものの、将来的には利益が戻る・増える見込みがある場合は、売却のタイミングには当たりません。
 「今後、利益の拡大が見込めないと判断したとき」には、2種類あります。一つ目は、企業の参入障壁が崩されたときです。上位企業には、必ず参入障壁があるといいます。参入障壁には、市場のシェア率の高さや、高度な技術・高品質、高いブランド力などがあります。こうした高い参入障壁が他企業の追従を防ぎ、その市場での企業の地位を確立しています。これが崩されたとき、他企業に追い抜かれることになります。二つ目は、市場全体の衰退です。例えばたばこ市場は、健康面への悪影響がはっきりと示されています。先進国では、健康への意識が高まり、たばこ産業は衰退しています。こうした健康志向は、徐々に発展途上国でも広まっていくでしょう。そうすると、どこでたばこを売ることができるのでしょうか。こうした、時代の流れに流されて、市場が縮小している産業への投資は投資家の利益には繋がりません。


ひよっこの投資に当てはめると

 実は、「教養としての投資」には、配当金は企業のみを削ることになるのだから、投資家にとってはプラスマイナス0であると書かれています。ですから、インカムゲイン銘柄は無意味であるとされています。大変残念ですが、私はインカムゲイン銘柄への投資は継続します。なぜなら、収入源としてある程度の金額が欲しいからです。資産を最大化することは目標ですが、年間収入を得ることは私にとって義務です。ですから、「配当金はプラスマイナス0」という考え方を理解はしましたが、インカムゲイン銘柄への投資は継続します
 キャピタルゲインを狙うミドルゲイン銘柄とパッシブキャピタルゲイン銘柄は方針を転換する必要がありそうです。ただし、私には2030年という短い期限がありますので、この本の通りに長い期間で見るのは合いません。ですから、少しアレンジして実践していきたいと思います。具体的な数字はまだ決めかねていますが、利益を今までよりも昔のものまでチェックする、今後の利益について想定する、現在の株価と将来の利益の乖離を計算することを考えています。


一言

 投資という考え方について理解できる本でした。私はほんの一部しか書いていませんので、ぜひ気になった方は読んでみてください!
 本記事は以上となります最後まで読んでくださりありがとうございました!また次回の記事も宜しくお願いします!!!

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