皆さんご存じの通り、スタバでは主にコーヒーやフラペチーノを売っています。私も付き合いで購入したことがありますが、常用するには高すぎるな、という印象です。にも関わらず、私の職場ではスタバ片手に出社している人が多くいます。
日本人の実質賃金が減っている中、なぜスタバは売れ続けるのか、今回はこの矛盾について考えていきます。
スタバの価格帯
まずはスタバの商品の価格帯を確認してみましょう。
・季節限定フラペチーノ 730円
・季節限定ラテ 550~680円
・コーヒー 415円~
続いて同じコーヒーショップとして全国に展開しているドトールです。
・季節限定オレ 680円
・季節限定ラテ 540~640円
・コーヒー 300円~400円
最後に気軽に立ち寄れるコンビニコーヒーとして、セブンカフェです。
・カフェラテ 220円~280円
・コーヒー 140円~220円
こうして比較してみると、コンビニコーヒーの価格がずば抜けて安いですね。確かに、コンビニコーヒーは価格の安さから高い人気があると聞きます。しかも、安い割においしいとのことですので、コンビニコーヒー一強になりそうなものです。
一方で、コーヒーショップはやはりいい豆を使っているからか、高めですね。しかし、その中でもスタバの価格は一つ抜けています。
この比較から、スタバの価格帯が高いことはわかると思います。高いのに売れる。この矛盾を成り立たせる仕組みとは、一体何なのでしょうか?
高いけど売れる理由
スタバはコーヒーを売っているだけでなく、「サードプレイス」という居心地のいい環境を提供しています。そのため、価格が少し高くてもそのサードプレイスという居心地のよさを求めてスタバに通う人が多いのです。詳しくは、元スターバックスCEOの岩田松雄さんが書かれた「ミッション」や「ブランド」を読んでいただければわかると思います。
では、テイクアウトでも売れ続ける理由は何なのでしょうか?これは私の仮説なのですが、大きく二つの理由が考えられます。
まず1つ目は、気持ちのいい接客です。サードプレイスには、店内の雰囲気だけでなく、店員さんの接客も含まれています。スタバには接客マニュアルが存在せず、自分達が最善と考えたことを実行するように教えられるようです。そのため、マニュアル化された「一般的ないい接客」というわけではなく、その人の「個性のあるいい接客」が提供されます。いつ行っても、誰に接客してもらっても、最善を尽くしてもらえる。そんな環境があるならば、多少高くても満足度が高いために、また行こうと思えるのだと思います。
2つ目は、スタバ=センスだからです。スタバの窓際席でパソコンを開いているサラリーマンを一度は見かけたことがあると思います。スタバという意識の高い場所で仕事をしている自分はセンスがある。そう思う人が多いのだと考えています。私は、そもそも集中して仕事をしたいのなら、誰かに画面を見られるリスクを背負ってまでスタバで仕事をしようと思いません。私だったら、外出先で必要に駆られれば、コワーキングスペースがありますし、もし無くてもスタバではなくもっと安いカフェを利用します。それでもスタバを利用するのは、カフェの中で別格と思われているからこそ、スタバには価値があり、その価値を見極められた自分はセンスがあるとなるからでしょう。
まとめ
高いけど売れるスタバ。そこには、企業が自分たちのブランドを大切にする理由が詰まっていると思います。ブランド価値を最大化することが結果として、顧客に選ばれ続ける企業であり続けられるのです。ブランドの価値を見極めて投資していきたいと思います。
本記事は以上となります。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!また次回の記事も宜しくお願いします!!!
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