こんばんは!大掃除をすべて終えた「ひよっこ」です!
今回は、投資計画を見直す記事になります。売却候補の銘柄を選定し、来年以降の投資計画に結びつけていきます。
売却候補銘柄の選び方
今回は、以下の視点で売却候補銘柄を選びました。
・低パフォーマンス
・同種
低パフォーマンスとは、想定よりも株価の伸びがいまいちだったり、配当金が増えていない銘柄を指します。同種とは、同じような業種や利回り、配当月の中で比較したときに、よりベターな銘柄を保有している場合、ベターな方に集中して投資をするための銘柄切りです。
利益を出すために、よりよい銘柄に絞っていくことはよいことです。しかし、どちらにもリスクは存在します。
例えば、今は低パフォーマンスでも、市場に気づかれることで、今後伸びていく可能性があります。その可能性を捨ててしまうことは、もったいない気もします。私は、今後の成長を考えて銘柄を選んでいるので、一度自分で見込んだ銘柄を切ることは、矛盾しているといえます。ですが、その可能性を待っていられるほど、余裕がないのもまた、現実です。
売却候補銘柄
今回、売却を検討している銘柄は、この10銘柄です。
ソフトバンク 現在の保有額:約92万円(含み益約28万円)
キリンHD 現在の保有額:約36万円(含み益約5万円)
Artience 現在の保有額:約27万円(含み益約8万円)
みずほFG 現在の保有額:約22万円(含み益約12万円)
信越化学工業 現在の保有額:約14万円(含み益約5万円)
テキサス・インスツルメンツ 現在の保有額:約13万円(含み益約3万円)
コムシスHD 現在の保有額:約13万円(含み益約4万円)
三井金属鉱業 現在の保有額:約14万円(含み益約11万円)
DCMホールディングス 現在の保有額:約7万円(含み益約1万円)
沖縄セルラー電話 現在の保有額:約3万円(含み益約1万円)
まず、ソフトバンクです。ソフトバンクは、高配当で上場したため、大きな注目を浴びました。しかし、1度の増配後、配当は据え置かれ続け、他の通信銘柄が軒並み連続増配を続けている中、取り残されている感が拭えません。PayPayの上場や孫さん銘柄であることから、他の通信銘柄とは一線を画していると考えていましたが、株価もそれなりに上がっており、かつての高配当というイメージからはだいぶ遠ざかってしまいました。そのため、配当において、低パフォーマンスと判断しました。
キリンHDは、ひよっこ銘柄の中では珍しい飲食関連銘柄です。また、6月期銘柄として、3月期に集中してしまう配当金を分散する狙いがあり、投資していました。キリンHDをもっておくことで、ポートフォリオのリスク分散につながることや配当収入の分散ができます。しかし、3%ほどの配当にもかかわらず、連続増配ではなく、度々増配が途切れています。そもそも利回り3%台の銘柄には、10年以上連続して増配していることを条件に掲げているため、その条件を満たしていません。条件を十分に満たしてはいないものの、先の二つの理由から、今日まで積立を行ってきました。果たして、配当収入の月を分散する必要があるのかも疑問が残ります。(3月の配当をあらかじめ把握しておき、他の月とならすこともできるはずです。)そのため、配当において、低パフォーマンスと判断しました。一方で、ポートフォリオの分散の視点では、重要な役割を担っていると理解しています。
Artienceは、少し前まで東洋インキSCホールディングスという名前の塗料関連の企業です。素材に素材を付ける技術を応用し、今流行の半導体関連事業に参入しています。しかし、業績は芳しくなく、下方修正後の業績予想に対して、6割ほどの進捗(2025年12月期 第3四半期決算)です。こうした低業績の先に待つのは、株主還元の縮小です。
みずほFGは、メガバンクの一角です。しかし、三井住友FGと三菱UFJと比較すると、配当金のパフォーマンスが低いです。過去10年間で1.93倍、過去5年間で1.93倍です。一方、三井住友FGは、過去10年間で2.61倍、過去5年間で2.47倍、三菱UFJは、過去10年間で4.11倍、過去5年間で2.96倍です。この同業他社との比較によって、みずほFGを持ち続ける意味が薄れてしまっています。
信越化学工業は、安定した業績を上げ続けていた、半導体材料メーカーです。塩化ビニル樹脂や半導体シリコンウエハで、世界トップのシェアを誇る、日本を代表する半導体関連銘柄です。しかし近年、業績が伸び悩み、前年を下回る実績が続いています。そもそも信越化学工業は、ミドルゲイン銘柄として採用し、株価高・配当の両取りを狙っています。配当に関しては、増配を続けてくれているものの、このペースでは当初の想定(税引き前の配当利回りが5%)よりも配当利回りが低く、十分な配当金を得ることができなさそうです。株高に関しては、言わずもがなです。ピークから大きく下げてしまっています。
テキサス・インスツルメンツは、世界的な大手半導体メーカーです。私は英語が苦手なため、決算を十分読み解くことができないので、米国株からの撤退を考えています。こうした背景から可能な限り米国株を減らそうと考え、同業のブロード・コムと比較して低パフォーマンスのテキサス・インスツルメンツの売却を検討しています。
コムシスHDは、NTT系の電気通信工事の大手企業です。電気通信施設は、今後も数が増えその分、メンテナンスの需要も高まる成長業界だと考えています。また、連続して増配しており、配当においても十分です。しかし、ひよっこ銘柄には、同業のエクシオグループがあります。エクシオグループの方が、配当利回りがよく業績も安定しています。これらを踏まえて、コムシスHDを売却候補銘柄として選定しました。
三井金属鉱業は、銅の価格高騰の影響を受け、株価が大きく伸びています。配当施策においても、下限を設けており、株主還元に対して、積極的な姿勢がうかがえます。しかし、私の資産運用の目的は資産の最大化です。インカムゲイン銘柄として採用したとはいえ、現時点で異常な株価上昇の恩恵を受けており、積立ができない水準まで来ています。将来的な増配による恩恵と、売却することで得られる利益を比べたとき、後者の方が大きな恩恵となることが見込まれます。ポートフォリオ的には、リスクバランスをとれるよい銘柄ですが、他の銘柄で代用することができないか、考えています。
DCMホールディングスは、大手ホームセンターです。DCNホールディングスの事業は、他のひよっこ銘柄にはないものなので、ポートフォリオの分散に貢献してくれています。また、コロナ下の巣ごもり需要で成長した業界で、身近な人でも趣味として園芸を始めるなど、DCMホールディングスにとって追い風となっているようです。しかし、この追い風はいつまで続くのでしょうか?すでに新型コロナに対して、多くの人がかかったら仕方ない程度の認識まで、警戒感が薄れてきているように思います。巣ごもりの需要がなくなりつつあることから、いつまで成長を続けられるのか、疑問です。こうした背景から、現在の業績が悪いわけではないですが、売却候補銘柄として選びました。
沖縄セルラー電話は、簡単に説明すると、NTTの沖縄支部です。沖縄は離島のため、電気通信網を独自に設ける必要があります。そのため、会社を分けているようです。そのため、沖縄以外に展開することがなく、沖縄内でのシェア拡大を目指しています。そうすると、需要の天井が低く、いずれ減益していく未来が見えます。沖縄県は人口が減少している地域であり、また、平均年収も最低水準です。沖縄県内のみで事業を展開している会社に資産を預けることは、リスクがあると判断しました。希望があるとすれば、離島での経験値はあるので、他の離島地域や国外への進出を視野に入れてくれることです。そうなると、Star Linkもライバル企業となるので、果たして生き残れるのか疑問です。
一言
考えを整理してみると、気づいてなかったその銘柄のよさやぼんやりしていた欠点が見えるようになります。定期的にポートフォリオを見直し、考え続けることが大切だと改めて感じました。
本記事は以上となります。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!また次回の記事も宜しくお願いします!!!
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